【健康】大腸内視鏡検査でポリープが見つかり切除したが癌が潜む恐れも~大腸がんの早期発見のために

2019年8月22日木曜日

がん予防 抗がん

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昨日、胃腸クリニックで大腸内視鏡検査を受けたところ、ポリープが見つかり2個ほど切除したが、他に大きなものは病院でないとできないと言われ、その内部にはガンが潜む恐れもあるという。
早期発見が難しく、30代でも発病するという大腸がんの予防のためにも、自分の体験を共有したい。


■帯状疱疹

まず時間軸に沿って、順を追って説明する。
1/21に、近所の病院で帯状疱疹(たいじょうほうしん)が見つかった。
それで、近くの皮膚科で治療してもらった。



へその周りに少しブツブツができた程度で、軽かったのだろうか。
記憶がないが、子供の頃に水ぼうそうをやったのかもしれない。


■足つぼでわかったこと

じつは、帯状疱疹がわかる前、昨年のはじめ頃だったか、まだ派遣の仕事を行っている頃だった。
立っていて、左足の踵に痛みを感じていた。

そこで足つぼを調べると、どうも大腸あたりに何かしら問題があるのではないかと思われた。


 

■大腸が気になる

そこで、帯状疱疹が何とかなった後で、左足の踵がだんだん痛くなってきて、これはヤバいかもと思い、胃腸科を受診しようと思っていた。
だが、延び延びになって、8月3日にやっと地元の胃腸クリニックへ行った。
五臓のエコー検査を受けて問題なかったが、大腸が気になると医師に言ったら、大腸内視鏡検査を受けることを勧められ、お願いすることにした。

8/20、内視鏡検査の前日は、食物繊維を含む野菜類は一切ダメで、夜に最初の下剤を服用。
飲んだ後の深夜に、下痢とともに貧血のようになって、便器の上で一瞬気が遠くなった。

当日の朝は、もっと強い下剤を飲まされる。
薄めた液を2リットル+水を1リットル飲まなければならない。
液体をコップ6杯→水3杯→液体を6杯→水3杯の順で飲むが、便が透明になったら終わりで、私は液体を1.5リットル飲んでそうなったので、終わりにした。


 

■ポリープが見つかる

8/21に、胃腸クリニックで大腸内視鏡検査を受けた。
お尻に内視鏡(カメラ)を挿入されるが、麻酔が効いているので痛みは全くない。
ただ、おなかの中を何かが動いていることはわかる。

エンジニア的に見て、90度に満たない角度の大腸の角を、よくもまあ伸ばして行けるもんだなと感心する。

検査の前半部分ではモニターを見ながら、はじめて自分の大腸の中を見ることができた。
大腸のいちばん奥の、盲腸あたりでまず良性のポリープが見つかり、器具で切除しようとしていた。
その後に、モニターと反対側を向くように言われ見れなくなったが、あとで写真を見せてもらい、許可を得て2枚ほどiPhoneで撮影した。

下記の写真は、切除したポリープの1つで、大きさは約8mm位。
見ると気持ち悪いという方は、写真をスルーしてください。


 
上記のポリープの位置は、大腸のいちばん奥の盲腸あたりとのこと。
肛門からそこまで内視鏡を挿入できるのだから、すごい技術だ。
しかも、器具によって切除もできるという。
本格的な手術も入院も必要とせず、画期的な技術だと思う。

もう1個のポリープは、どこだったか聞き漏らしたか、または聞いたかもしれないが、忘れた。



■大きなポリープもあった

検査が終わり、医師の説明を受ける。
見つかったポリープは、5つ(記憶違いで4つかも)。
横行結腸のあたりにもあったが、まだ切除するほどではないので、3カ月ほど様子を見たいとのこと。

いちばん大きなポリープは、3cmほどもあった。
下記の写真がそれだ。


 
この大きさだと、当医院では切除が無理なので、他の病院でお願いしてくださいとのこと。
かつて帯状疱疹を見つけてくれた近所の大病院があり、そこで3人の子供も生まれているので、迷わずにその病院を指定して、紹介状を書いてもらうことにした。

この大きなポリープは、内部に癌細胞が潜んでいる恐れもあるという。
今回切除されたポリープは、今後内部を検査して、2週間後くらいに結果を説明してくれるという。

というわけで、大腸がんがある可能性が出てきた。
この医院の結果を待つ前に、病院へ行って診てもらうことにしたい。

■大腸がんの早期発見には内視鏡検査を

この記事で書いた一連の流れで、ポリープが見つかり切除してもらった。
これでめでたしと言いたいところだが、もし癌があればそう目出度くもない。
いや、それでも比較的に早期に見つかって命は取り止めて良かったとなるかもしれない。

大腸がんは、若くても30代くらいで発病する場合もあるという。
私のように、還暦を過ぎた人はもちろん、少しでも大腸が気になる人は、検査を受けてみると良いでしょう。

ただし、経験者はわかると思うが、大腸内視鏡検査はそうお気軽にできるものではない。
だからこそ、やりたくないという人がいたら、それはもっともだ。

検査の前夜から1日間ほど、ほとんど仕事にならない。
その間、勤め人の人は仕事はできず、私のように自宅の仕事でも当日は1日仕事にならず、大変な作業だと初体験してみてわかった。

今回、2個のポリープを切除してもらって、料金は2万2千円ほど。
たとえば入院して手術となれば、こんなものでは済まない。
そういう意味でも、大腸内視鏡検査は嫌われるかもしれないが、画期的な技術だと感じたものだった。




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ノンフィクションライターの百瀬直也が、健康・料理など、メディアが書かない内容も含む「食」と「健康」を探求するブログ。

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