【お菓子】ドライフルーツたっぷりの「クグロフケーキ」が美味しいと思ったら…障がい者自立支援センターの手作りだった

2022年12月10日土曜日

デザート 今日の食卓

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【お菓子】小平ふるさと村で開催の「みんなの冬まつり」の焼き菓子の店で食べた「クグロフケーキ」が美味しいと思ったら…。
障がい者の手作り?

■「みんなの冬まつり」

昨日の土曜日に、サルちゃんはパートで上の2人は学校で、小平ふるさと村で「みんなの冬まつり」を開催していて、末娘の遥梛(はるな、3歳5ヵ月)が行きたいというので、二人で行ってみた。

まず、小平市民以外には「小平ふるさと村」について説明が必要だろう。

小平の地は、江戸時代初期の玉川上水の開通にともなって開発が行われた新田村落だった。
小平ふるさと村では、江戸初期から明治時代以降の近代の建物を保管・復元し、時代ごとに見学することができる。

ちょうど近くの東京都立小金井公園内には「江戸東京たてもの園」という、昔の建物を復元した野外博物館があるが、あれのプチ版的なところだ。
うちから徒歩10分の近場にある。


■「クグロフケーキ」?

ハンドメイドマルシェに出店の焼き菓子の店で「クグロフケーキ」(150円)というのが目に付いて、変わった形なので買ってみた。

まず、「クグロフ」とは何かを全く知らなかったので、あとで家で調べてみた。

オーストリア、スイス、ドイツ、フランスのアルザス地方の発酵菓子のこと。
中心部分が空洞になっている山のような独特の形をした型に焼き上げたもの。

本場では、こんな大きなものもあるようだ。


帰り道で遥梛が、家の前の公園で遊びたいというので、その間に公園でクグロフケーキを食べてみた。

■「875Beans」

見た目はドライフルーツがたくさん詰まっていて、食べてみると、様々な味がミックスして甘さを抑えて美味しい。


ラベルを見ると、製造者名が「875Beans」とだけある。
帰宅後にネットで調べてみると、花小金井の「特定非営利活動法人 西東京自立支援センター」とある。

つまり、「875(はなこ)Beans」は、何らかの障害の持ち主が、将来どこかに就労する可能性を求め、就労できなくても小遣いくらい自分で稼ぎたいと思って仕事をするところだそう。



そういう前提を知らずに普通に食べても、一流の味だ。
サルちゃんにはシフォンケーキを買って帰って、「おいしい」と言っていた。
「すごく」とまでは行かず、「ふつうに」だそう。


Webサイトは下記のところにあるが、「保護されていない通信」なのでアクセスは注意を。


通常の店舗の形は取っていないが、予約(?)すれば購入できるのと、上記ページにオンラインショップもある。
うちから徒歩12分くらいなので、今度行ってみたい。


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ノンフィクションライターの百瀬直也が、健康・料理など、メディアが書かない内容も含む「食」と「健康」を探求するブログ。

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