人類はどこで間違えたのか?ご飯や甘いものを「普通に」食べていると「糖質過剰症候群」で様々な病気のリスクが

2021年9月29日水曜日

栄養 健康 糖質 認知症 免疫力

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『「糖質過剰」症候群 あらゆる病に共通する原因』(清水泰行、光文社)

■ご飯や甘いもので病気になる?

以下は、この著書より概要を。

人類はどこで間違えたのか?
がんで亡くなる男性は4人に1人、女性は7人に1人。

人類は進化の過程で糖質(ご飯や甘いもの)過剰に陥った。
糖質は麻薬のような快感をもたらす。

その結果、がん、糖尿病、肥満、メタボ、認知症、うつ病、精神疾患、不妊症、自閉症、脱毛症、にきび、心筋梗塞、脳卒中、骨粗しょう症、偏頭痛、パーキンソン病、前立腺肥大など様々な病気の原因となる。

以上は『「糖質過剰」症候群 あらゆる病に共通する原因』(清水泰行、光文社)より。

現代人の食生活の問題が、この1冊の本に凝縮されている。


著者は医師で、新川新道整形外科病院(札幌市北区)副院長。

日本麻酔科学会専門医。ペインクリニック(痛み専門の治療)で運動選手の治療にもあたる。

痛みの治療だけでなく、背景にある栄養不足や糖質過剰を指摘し、患者の食事の相談にも積極的に対応している。

過去には自らも糖質制限によりメタボを脱出して、それを機に健康や医療に関する定説に疑問を抱き、様々な勉強を重ねた。

■新型コロナ

また別の論文では、糖質制限食を実践すると血糖値の乱高下がなくなり、コロナなどに対抗する免疫力増強になるという。

メディアも(殆どの)医師も教えてくれない。
健康は「頭を使う」ことから始まるということ。

■本の解説

以下はAmazonの解説欄より。


肥満や糖尿病は、糖質が原因と認知されつつあるが、

その他の多くの疾患も、元をたどれば一つの原因につながる――糖質の過剰摂取である。

医療の現場ではまだ少数派の考え方だが、研究成果は世界中で報告され始めている。


著者は七千を超える論文を参照しつつ、「糖質過剰症候群」という新しい概念を提唱。

裏付けのある形で様々な疾患(糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、がん、脂質異常症、アルツハイマー病、うつ病、骨粗しょう症、片頭痛、非アルコール性脂肪肝、緑内障、白内障、加齢黄斑変性などの眼科疾患、変形性関節症、五十肩、脊柱管狭窄症、サルコペニア、甲状腺機能低下症、不妊症、子宮内膜症、乾癬、ニキビ、脱毛症、逆流性食道炎、難聴、パーキンソン病、前立腺肥大、頻尿……等々)と糖質過剰摂取との関係を説く。


詳しくは下記の本を。


また、有料になりますが、note.comで『【実体験】私はこうして癌になり、早期発見・根治した~どうすれば癌にならないかがわかった!』という記事を出しています。

2019年に大腸がんを患って、下行結腸を10cmほど切除した経験があり、自分がなぜ癌になったのかを元SEのライターとして徹底的に解析した結果を、このnote記事で洗いざらい書いています。



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ノンフィクションライターの百瀬直也が、健康・料理など、メディアが書かない内容も含む「食」と「健康」を探求するブログ。

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