でも、そもそも炸醤麺って何者なのか?
■ジャージャー麺
【今日の食卓】最寄りの西武新宿線・花小金井駅前の中華東秀に、サルちゃんと遥梛と3人で入った。
正式には「れんげ食堂 toshu 花小金井店」というそうだ。
メニューを見ると、いつも、これしか食べないという冷し中華が終わりになっていた。
冷し担々麺が美味しすぎて、これしか食べなかったのに。
だが、新メニューに「ジャージャー麺」があったので、頼んでみた。
すると、餡がメチャ旨で、味にうるさいサルちゃん(タイ人の妻)に食べさせたら美味しいと絶賛している。
スープ無しの麺に、味噌ベースの濃厚な味付けの餡(あん)がたっぷりかかっている。
■限定メニュー?
情報を得ようと、Webで「東秀 ジャージャー麺」と検索してみるが、ほとんど情報が出てこない。
公式サイトを見ても、ジャージャー麺の情報が全くない。
だが、店には、このようにちゃんとしたメニューがある。
期間限定で、税込693円。
■そもそも何者?
私はこれまで、ジャージャー麺なるものを、ほとんど食べたことがなかった。
そもそも、中華料理であることはわかっても、どこ起源なのか?
東秀は台湾オリジン系のメニューが多いので、これもそうかなと漠然と考えていた。
本来の炸醤麺(ジャージャンミェン)は、麺料理の一つの汁無しの和え麺で、撈麺(ローミン=汁なし麺)に分類される。
問題のオリジンは、中国北部の山東省にあり、主に河北省・山東省・陝西省・河南省・山西省・四川省などの家庭料理だという。
それが、香港・台湾・韓国では外食料理にもなっている。
日本では、「ジャージャー麺」や「ジャージャン麺」などと呼ばれている。
ただ、本来の本場の炸醤麺(ジャージャンミェン)は塩味で、それが日本では砂糖を使った甘めの味付けがされている。
クックパッドなどでレシピを探すと、かなり大量の砂糖を使っていて、そのあたりが本場の本格的な味とかけ離れてしまっていて、残念なところだ。
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