【健康】酒を飲む人、少し飲む人、飲まない人…認知症の発症リスクはどう違う?自身の体験も

2022年11月9日水曜日

栄養 健康 認知症

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【健康】11/08の『日刊ゲンダイヘルスケア』の記事で、酒を飲む人、少し飲む人、飲まない人で、認知症の発症リスクはどう違うかという記事があったので、自分のアルコール断ちの経験も含めて紹介する。


■日刊ゲンダイヘルスケア

昨日2022/11/08の「酒を飲む人、少し飲む人、飲まない人…認知症になりにくいのは?」と題した記事。

アルコールと認知症の関係について書かれている。


たとえばタバコは、がん、心臓病や脳卒中などの循環器疾患、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめとする呼吸器疾患のリスクを上げて、認知症になりやすいといわれる。


名前は出さないけれど、愛煙家だったあの芸能人の故人も、それが主要因だったのではないかと推測したり。


■アルコールと脳

一方、アルコールはダイレクトに脳に影響するという。

米国の大規模な研究で、酒を飲む60歳と飲まない60歳の脳の萎縮度合いを調べ、認知症のリスクの程度を比較した。


すると、脳の萎縮が少ないのは次の順番だった。


1位…酒を飲まない人

2位…少量だけ飲む人

3位…大量に飲んでいたがやめた人

4位…大量に飲んでいる人


アルコールの害について、今まであまり言われてこなかったのは、アルコールが体に与える影響が、たばこと肺がんの関係ほど医学的なエビデンスが弱かったからだという。

だが、この記事の筆者であsる順天堂大学医学部名誉教授・新井平伊氏は、少なくとも物忘れが気になっているようなら、お酒の量をまずは減らすことを勧めている。


■がんになって酒をやめた

最後に、自身の体験を少しだけ書いておく。

2019年夏に、ステージⅠの大腸がんが発覚し、横行結腸のがんを切除した。

それ以来、自分ががんになった原因を徹底的に調査し、「悔い改めた」


その食い改めの一つに、アルコールをやめたこともあった。


アメリカ臨床癌学会(ASCO)が発表した声明によると、2012 年のすべての新規発生の癌の5.5%、また全世界の癌死亡者の5.8%がアルコールに起因すると推定されている。

また、米国では全ての癌死亡の3.5%が飲酒に起因すると推定されている。


このあたりの詳細は、有料note記事『【実体験】私はこうして癌になり、早期発見・根治した~どうすれば癌にならないかがわかった!』で洗いざらい書いている。

この記事のさわり部分は、このブログの下記の記事で紹介している。




※酒をやめて以来、家族と居酒屋へ行く時には、ノンアルコールビールを飲む。








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ノンフィクションライターの百瀬直也が、健康・料理など、メディアが書かない内容も含む「食」と「健康」を探求するブログ。

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