今日は新大久保コリアンタウンと、イスラム横丁へ行ってきた。
後者はなじみがないかもしれないが、いわゆるムスリム(イスラム教徒)にとって大事なHALAL(ハラルフード)を扱っている食料品店が集まった一角だ。
それ以外にも、さまざまなアジアの食材が手に入る、東京ではアメ横と並んで貴重なエリアだ。
■ハラール
2000年代の半ば頃から、JR山手線・新大久保駅近くに、イスラム教徒向けのHALALフードを扱う店が開店し始めたという。
その一角に、モスク(マスジッド、イスラム教徒の礼拝堂)があるせいだろうか。
幻覚なムスリム(イスラム教徒)は、HALAL(ハラル、ハラール)つまり「イスラム法」で食べることを許されている食材しか口にできない。
逆に食べてはいけない食品をハラームと呼び、豚肉などが規定されている。
ムスリムが住む国では、「HALAL」マークがついた食品と、そうではないのでは、大きな違いがある。
使用食材に豚肉が含まれていなくても、たとえばラードを使っていてらアウトだ。
そのくらい厳しいので、HALALというお墨付きを得た食品であるかどうかが重要なのだ。
■イスラム横丁
数日前に、テレビでイスラム横丁が紹介されていた。
それをサルちゃんが見て、タイの食材もいろいろあるらしいと言うと、行ってみたいという。
そこで、今日昼食に新大久保コリアンタウンで焼肉を食べてから、寄ってみることにした。
新大久保駅の出口を出て、大壇歩道を渡ったところにあるマツモトキヨシの左の道を入っていき、50mほど歩くと、左側にアジア食材の店が見えてくる。
そこの路地を入ったところを含む一角が、いつしか「イスラム横丁」と呼ばれるようになった。
住所は、新宿区百人町2丁目になる。
イスラム横丁の各店を下記のマップで示す。
■新宿八百屋
冒頭の写真が、その一番最初にある「BARAHI」という店だ。
その少しの路地に入る角に、一見ふつうの八百屋に見える「新宿八百屋」がある。
ところが、そこにはタイ産のドゥリアンの他に、マンゴスティン、ヤングココナッツ、ドラゴンフルーツ、パインアップルといった熱帯フルーツも並んでいる。
ドゥリアンは、今年はタイフェアとタイフェスティバルで2個買ったので、もう良いだろうと思っていた。
だが、さるちゃんにおねだりされて、買うことにした。
■JANNAT HALAL FOOD
新宿八百屋の右隣には、ハラールフードや香辛料を扱うJANNAT HALAL FOODがある。
店頭には、タイ米をはじめ各国の米が置かれている。
店内に入ると、タイの調味料などもかなり豊富に揃っている。
■コウメイ水産(魚・肉)
新宿八百屋の脇の路地を入った左手に、一見魚屋か肉屋に見える「コウメイ水産」という店がある。
店頭には、サルちゃんが大好きなモミジ(鳥の足)があったので、教えてあげた。
すると喜んで、1.5kgぐらいで200円と値段を知ると更に大喜びして、タイ友の分も買っていた。
■アジア食材が手に入る貴重な一角
その他の店は、1軒1軒詳しく見なかったが、JANNAT HALAL FOODと同様の店が他にもある。
この一角だけを目的に来るのは、店の数からして面白みに欠けるかもしれないが、コリアンタウンを訪れた際についでに見てみると良いだろう。
もちろん、うちのサルちゃん(タイ人の妻)のように東南アジアや南アジアの人ならば、それだけが目的でも十分に来る価値があるだろう。
そして、タイ料理などアジアの料理を作るのが好きな人々も同様だ。
タイの食材が揃っているエリアとしては、東京では他にアメ横と錦糸町があるが、小平市のうちからは、こちらの方が近いのが嬉しいところだ。
※Googleで「イスラム横丁」で地図検索すれば一発で見つかる。
新大久保駅からだと、徒歩1分ほど。
うちは西武新宿駅から歩くが、その場合は12分ぐらい。
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